きもちのへんか

会計のレジに並ぶ時は急いでいなくても、この人のカゴは商品が少なそう…あのレジは二人体制だから早そう…などとCHECKしつつ並ぶ。さて今日も…次は私の番、のはずが。前のおばさまは計算が済んだ後にやおら財布を出してゴソゴソ。そのうち紙きれが落ちたり小銭を落としたり。だんだん「早くしてくれよ～」とせかせかした気分になってきた。次はカードを探している。「ハァ↓ついてないな」と後ろを見ると坊主頭の中学生がパンと牛乳を持っていた。「それだけならお先にどうぞ」って言ったらオメメをくりくりさせて少しの沈黙の後「ウッス」って頭を下げた。ちょっと照れたようなその「ウッス」がさっきまでのせかせかした気分をどこかへ吹き飛ばしてくれた。ついてないんじゃなくてハッピーだった。幸せだなぁ。